車両状態証明書

中古車を購入する際、できるだけ状態のよい中古車を購入したいものですよね。

中古車販売店では、自社でメンテナンスや修理、点検を実施しているところも多く、危険な車はあまりありません。中古車販売店のお墨付きはその時点であるのですが、それでは手前味噌な部分もぬぐいきれませんので、第三者による点検や検査があると安心できます。

車両状態証明書

そこで、ディーラーの認定中古車では第三者の査定期間による検査を実施し証明書を発行してもらうことで、客観的なお墨付きをもらおうとしています。

そのお墨付きを与える機関のひとつに、「一般財団法人日本自動車査定協会」があり、そこが発行する証明書の名前は「V-CON 車両状態証明書」といいます。この証明書の発行対象となる車は、乗用車や商用車、2トンベースの小型トラックで、大型車や特殊車、バスや二輪車などは対象ではありません。

星の見方

車両状態証明書の最も左上の部分には、該当する車の機能や内装、外装や走行距離の状態などを星で表しています。

普通ですと、星の数が多ければ多いほどその車の状態がよいと考えがちですが、この証明書はちょっと異なります。

星が3つや5つということはなく、星があるかないかでその車の状態を判断します。機能ですと整備・補償つきの販売であれば星がつきますし、内装でしたら目立つ損傷や悪臭がない場合に星がつきます。

外装でしたら補修の必要な目立つ損傷がなければ星が付与されますし、走行距離は多いか少ないかではなく、整備記録簿があってメーターの巻き戻しなどがない場合に星が与えられるのです。

評価点の見方

星の下には大きく点数が書かれているのですが、これがその車の総合評価点を表したものです。

最高点は「S」で、新車登録されてから12ヶ月以内でほぼ新車の状態である場合に与えられる点数です。
その次は「6」で、新車登録してから36ヶ月以内で内外装に傷も補修もない状態の車につけられます。
これより下の評価点に関しては新車登録からの期限は特に設けられておらず、その車の内外装の状態によってのみ点数がつけられます。
6の次は「5」であり、目立たない傷やへこみがあるが概ね良好な状態の車につけられる点数です。
そこからいくつかの点数がつけられており、「3」の場合には大小の修理を必要とする箇所が多数ある状態の車です。
その下の「2」になりますと修理を必要とする箇所が車両全体にある状態、「1」ですと消火剤散布車や冠水車となります。
最も下の点数は「R」で、修復歴がある車です。
Rになるとその車がいくらピカピカであっても修復歴の部分に「有」とついてしまいます。

車両図欄の見方

証明書の右下の部分には、該当する車両のキズや修理跡などについて記号で表している「車両図欄」があります。

キズや修理の状態は、傷の大きさと傷の状態を表す記号の組み合わせで表現されます。大きさを表す記号としては、0から3の数字が使われ、0ですと500円玉サイズ未満、1ですとカードサイズ未満、2はA4サイズ未満、3ですとA4サイズ以上となります。キズや修理の状態を表すのはアルファベットで、Uでしたらへこみや曲がり、Aはキズやささくれ、Sはさびなどとなります。

修理の状態はWでしたら塗装跡や板金修理跡、XMでしたら交換跡、そしてMでしたら修復歴となります。

例えば500万円未満の大きさの凹みであれば、「U0」、カードサイズ未満のキズでしたら「A1」となります。

車両状態証明書をこの団体が発行することによって、販売店側としては修復歴の有無に関する購入後のトラブルを回避できますし、お客様側としても証明書つきの中古車という安心感を得ることができます。

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