中古車オークションの注意点 メーターや修復歴の改ざん サクラの存在

中古車を買うためには、中古車販売店などの業者が利用するオークションを利用するというのも手です。

しかし、参加資格のない一般ユーザーがオークションに参加をすることはできませんので、参加資格を持っている業者に落札を代行してもらうのです。その際、一緒にオークション会場まで行ってオークションに参加をすることができますが、この際にはいくつか注意をしなければならないことがあります。

メーターの改ざん

中古車オークションと切っても切り離せない問題として、「メーターの改ざん」があります。

同じ程度の中古車であれば、走行距離の少ない中古車のほうが高い価格で落札される傾向にあります。そこで、出品をする業者は少しでも落札価格を高くしようとして、メーターを操作して走行距離を実際よりも少なくしているのです。

もちろん、業界団体もこのような不正を黙って見過ごしているわけではありません。

「日本オートオークション協議会」と言う団体では、「走行メーター管理システム」というのを導入しています。

これは簡単に言うと、出品された中古車を登録されて、登録されたときの走行距離より少ない走行距離だったらアウト、と言うようなシステムです。このシステムによって、メーター改ざんの件数が減ってきているのは間違いありませんが、初めてオークションに出品する中古車はこのシステムの対象外です。

そういった車を見る場合、やはり業者の目利きで改ざんされている可能性があるかどうかを判断するほかありません。

修復歴

オークション会場によって、独自のルールが設定されていたりすることも多いもの。

Aと言う会場ではセーフだったのに、Bと言う会場ではアウトだったということもよくあります。

会場によって、かつては修復歴の解釈も大きく異なっていました。

しかし、それではいけないということで、JUをはじめとした3つの業界団体が合同でルール作りをして、修復歴のある「事故車」の定義が統一されることとなったのです。どのように統一されたのかと言うと、簡単に言えば定義が甘くなったということがいえます。

これまでは事故車と判定されていた車が、新基準では事故車ではないと判定されるようになりました。

しかし、今までが一律に厳しすぎたと言う声もあり、これによってより実情に即した判定となったという声もあります。

サクラの存在

実際にオークション会場に参加してみると、気分は非常に高揚をします。

ヤフオクなどのインターネットオークションで入札をした経験のある方ならば分かるでしょうが、終了時間間際のオークションの攻防はすさまじいものです。気がつくと、予想よりもはるかに高い金額で落札してしまったということがあります。

そんなオークションの人間心理をたくみについた手口が「サクラ」です。出品した業者とグルとなったサクラが、どんどんと価格を吊り上げていきます。その策略に引っかかって、ついそれを上回る入札をしてしまう人も少なくはありません。

では、もし誰もサクラに引っかからなかった場合、サクラが落札者になってお金を払わなければならないのでしょうか。

実はオークションの出品者は、調整室と言うところに案内されます。

出品者は、行われているオークションで車を売り切るか、それとも入札をお流れにするかの判断をすることができます。

サクラが最高入札者であればお流れにしてしまえばいいですし、それ以外の人が最高入札者であれば成立をさせてしまえばいいのです。

サクラ対策としては、あらかじめしっかりと予算を決めておくと言う姿勢が重要です。

予算をオーバーしてしまった中古車は、いくらサクラが金額を吊り上げてこようが応札はしないのです。

そうすることによって、相場以上に高い中古車をつかまされることもありません。

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