中古車の定期点検記録簿と点検項目

当然のことですが、中古車は以前に誰かが乗っていた車のことです。

1000キロメートルしか走っていなくても、100000キロメートル以上走っていても、いずれも中古車であることには違いありません。

このように、走行距離が明らかに違う場合には、1000キロメートルの中古車のほうが100000キロメートルの中古車よりは程度がいい、ということは容易に想像できるものです。

しかし、走行距離が同じ50000キロメートルの中古車が2台あるとしたら、そのどちらの方が程度がいいのかを判断するのは容易なことではありません。

中古車を選ぶ際に、その車がどのように使われていたかを判断することは大変難しいです。そんな時頼りになるのが、「定期点検記録簿」というものです。

定期点検記録簿

中古車情報の雑誌やインターネットを見ていると、様々な特徴が記されています。

「ワンオーナー」だったり「禁煙車」というような、中古車を検討している人にとっては大いに参考になる特徴がある中、「記録簿あり」というような特徴を出しているところもあります。

記録簿ありという特徴を出しているということは、記録簿があることが大きなメリットとなることの裏返しでもあるのでしょうが、そもそも定期点検記録簿とは何なのでしょうか。定期点検記録簿というのは、その車が過去にどのような整備を受けてきたのか、その整備状況を把握するための書類のことです。

人が健康診断を受けて、その健康状態をカルテに記入するようなもので、カルテを見れば人の健康状態が一目瞭然なのと同じように、定期点検記録簿を見ればその車の状態が一目で分かるものです。

記録簿にはどのようなことが書かれているのか

では、定期点検記録簿にはどのようなことが書かれているのでしょうか。

車券の際に整備を一緒に行ってもらう場合には、24ヶ月定期点検記録簿というものを使用します。

そこには様々な点検項目が記されており、良好な状態の場合にはチェックマークを入れて、交換をした場合には×印を記入します。

調整をした場合には「A」と書き、清掃をした場合には「C」と書かれています。

他にも、様々な結果を記す方法はありますが、ここでは省略します。大きく分けて、点検項目は5項目です。

1.エンジンとエンジンルームの点検

スパークプラグにバッテリーと配線関係、エンジンに燃料装置、そして公害発散防止装置などの点検を行っていきます。

2.室内点検

室内がきれいかどうかを点検するわけではなく、ペダル類やレバー類の点検をします。

3.は足回りの点検

これは外側から点検をします。

ホイールアライメントやサスペンション、ブレーキディスクやブレーキドラム、ホイールなどについて点検をするのです。

4.外回り

フレームやボディーにゆがみや損傷がないかを点検して行きます。

5.下回りの点検

エンジンオイルが漏れていないか、マフラーは正常化、ステアリング関係にゆるみがないかを点検して行くのです。

定期点検記録簿は重要です

中古車の中には、定期点検記録簿がない車もないわけではありません。

記録簿がないのには大きく分けて2つの理由があります。

1つ目は、そもそも点検整備を行っていないという場合ですが、車検にさえ通れば点検整備は義務ではありますが罰則はありません。

2つ目は、点検整備は受けたが記録簿を破棄してしまったという場合です。

いずれの理由にせよ、記録簿がない状態ではその車が整備されているのかどうか、それを知るすべはありません。

では、そういった場合の中古車、どうすればいいのでしょうか。

そういった場合には、中古車を購入する際に、点検整備も一緒にやってしまうことです。「車検2年つき」の中古車であれば、整備にかかるお金は販売店の負担で行ってくれます。

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