中古車には定価がない 年度末に大きく価格が変動する2つの理由

中古車を購入するとき、注意をしなければならないことがあります。

それは「中古車には定価がない」ということです。

「それをいうならば、新車だってディーラーとの交渉次第でいくらでも値引きできるじゃないか」と考えている人もいるかもしれません。

しかしそれは、新車の定価からいくら値引きできるかということです。一方で中古車の場合、そもそも定価自体がかなりあいまいなものですので、新車とは似て非なる料金体系となっております。

ではなぜ、中古車価格は変動をするのでしょうか。

人気によって変動する

まず考えられるのが、中古車の人気によって変動をするということです。

ちなみに現在、中古車市場で人気の車種と言えば、軽自動車とミニバン、そしてハイブリッドカーです。

軽自動車の場合は、最近の新車を見ますと必ずしも車両本体価格が安くはありません。

確かに、購入後の維持費は軽自動車は安いのですが、購入するときの金額が高いのです。

今では、100万円以上する軽自動車の新車も珍しくはなく、上位グレードだったり特別仕様の軽自動車だったりすると、200万円に迫る勢いの新車もあります。

新車はちょっと高いけど、比較的程度のよい軽自動車の中古車であれば手が届くということで、軽自動車の人気が高まっております。

株式でもそうですが、人気がある商品は高くなってしまいます。人気の軽自動車の場合、中古車であっても価格が上昇傾向にあるのです。

ハイブリッドカーやミニバンの場合、元から新車がさほど安いというわけではありません。ちなみにセダンの場合、最近ではまり人気のない車種ですので、新車価格と中古車価格の乖離が著しいと言えます。

季節によって変動する

中古車価格を決定するのは、あくまでも中古車の販売店です。

仕入れ値に利益を上乗せして販売することで、価格を決定しています。販売店として、原価割れをすることだけは避けたいので、さすがに仕入れ値以下で販売するということはありません。

しかし、利益を少しでも削って中古車の売り上げを伸ばそうということは考えます。

特にそれが顕著となって表れるのが、年度末です。

年度末に中古車価格が大きく変動を見せるのには、大きく分けて2つの理由があります

まずは、年度末が最も中古車が売れる時期ということ。

学生の卒業や新社会人のデビューを控えた年度末は、特に中古車市場が活気付きます。

お客さんが多く来ますので、多少利益を削ったとしても台数を売る「薄利多売」であれば、一定の利益は確保できます。

次に、販売店の決算の問題です。

多くの会社では、3月に締めをして年度の決算を行います。

決算までに少しでもいい数字を出しておきたいということで、かなり利益を削ったとしても売り上げの数字を確保したいと考えます。

これらの要因が重なり、年度末は価格が変動、特に値下がりしやすいのです。

車のコンディションによって価格が変動する

中古車というのは、一台として全く同じコンディションの車は存在しません。

同じ車種でワンオーナー、しかも初年度登録も走行距離も同じだとしても、乗っているオーナーが異なる限りその環境は大きく異なります。例えば、一方が高速道路での走行を中心としているのに対して、一方は街乗りを中心とした乗り方をしているとします。

初年度登録と走行距離が同じであれば、運転の頻度は街乗りのほうが多くなりますので、走るたびに充電するバッテリーにとってはメリットが大きいものです。また、見た目ですぐに分かるような傷がついていたりすると、それだけで価格が下がってしまう要因となってしまいます。

以上のような要因で、中古車の価格は変動していくので、中古車を購入するときには、この点に注意をしましょう。

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