ユーザー車検の流れ

日本ではあまりなじみがないとも言える車検の方法が、ユーザー車検です。

ユーザー車検は、マイカーユーザー自身が運輸支局に車を持ち込んで、車検のための検査を受けるというもの。ですが、具体的な流れをご存知でしょうか?

通常の車検の場合、この手続きは車検を行ってくれる業者が行ってくれることとなっており、その前には整備をすることとなっています。しかし、ユーザー車検の場合には、一般的に事前に整備をすることがないという点では、諸外国の車検制度と似たようなものであり、それをユーザー自身が行うか業者が行うかのみが異なる、といっても過言ではないでしょう。

まずはサイドスリップ検査

そんなユーザー車検ですが、どのような流れで実際に検査が行われていくのかというのを見て行きましょう。

まずは、サイドスリップ検査というものが行われていきます。車というのは、ハンドルを真っ直ぐにしておけば、必ず真っ直ぐに走らなければなりません。

それがちゃんとなっているかどうかを確認するのが、サイドスリップ検査なのです。

ところで、車には前輪駆動と後輪駆動、そして四輪駆動の車があると思いますが、サイドスリップ検査はそれぞれの駆動方式によって入り方が異なります。後輪駆動の場合には、検査コースにそのまま入っても構わないのですが、前輪駆動の場合には、前輪用のボタンを押さないといけません。

四輪駆動用の車の場合には、インターホンを押して青信号になったら「四輪駆動ですが」と言うといいでしょう。サイドスリップ検査は、直線上を走らせる検査であり、ゆれる板の上に来た頃に合格発表がされます。

次にブレーキとスピードのテスト

次に行われるのがブレーキとスピードのテストです。

ブレーキには、サイドブレーキとフットブレーキの2種類があります。

サイドブレーキというのは、ワイヤーの力を使ってブレーキをかけるものであり、フットブレーキというのはドラムやディスクの摩擦を使ってブレーキをかけるものなのです。

まず行われるのがフットブレーキの検査であり、前の電光掲示板に「踏む」と言う表示がされたら思いっきりブレーキを踏みましょう。

間髪いれずにサイドブレーキの検査が行われ、今度は前の電光掲示板に「引く」と言う表示がされます。

手で引くサイドブレーキの場合には手で、足で踏むタイプのサイドブレーキの場合には足で思いっきりサイドブレーキをかけましょう。

ブレーキテストが行われたら、次に行われるのがスピードテストです。

スピードテストと言っても、どれだけスピードが出るのかと言うことを検査するのではなく、スピードメーターと実際のスピードに狂いがないかどうかを検査します。スピードメーターを見て時速40キロメートルにまで加速して、それが実際のスピードと一致しているかどうかを検査します。

時速40キロメートルになったら、パッシングをするか備え付けのボタンを押しましょう。

最後にライト、振動、下回りなどの検査

最後の検査ラインで行われるのが、ライトと振動、そして下回りの検査です。

まず行われるのがライトの検査であり、車の外側についているありとあらゆるライトが正しくつくかどうかを検査します。

最初はハイビームの状態にしておき検査を開始します。

ハイビームのときの照射角度などを機械で検査している間に、他のライトなどの検査も行います。

ウィンカーを左右点灯させたり、ハザードランプを点灯させたりします。

フォグランプがついている場合にはフォグランプも点灯させて、ギアをバックに入れてバックライトも点灯させます。

他にワイパーやクラクションの検査もこのとき一緒に行います。

次に振動検査を行います。

「ハンドルを左右に」「ブレーキ踏んで」「前に進んで」などといわれますので、その指示に従ってください。

最後に、車から降りて下回りの検査やマフラーの排気ガスの検査をするのです。

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