世界の車検から ドイツ・フランス・アメリカの制度 車検がない国は?

車が走っているところ、必ず車検があると思っている方も多いようですが、実際はそうでもありません。

車はたくさん走っているのですが、肝心の制度がそれに追いついておらず、いまだ車検制度がないというような国もまだまだ多いのです。では、世界の車検制度というのはどのようになっているのでしょうか。

ドイツの車検制度

40_1

まずはドイツの車検制度です。

ドイツと言えば、日本と並んで勤勉な国民性というイメージがあり、車に関しても日本車にまけずとも劣らない信頼性を有している国といえます。

まず見てみるのが、車検の有効期限です。

日本の場合、新車であれば購入後3年間が有効期限となり、その後は2年ごとに車検を行うというのが、普通乗用車です。

ドイツも基本的には、日本と同じような車検の有効期限を持っており、中古車であれば2年ごとに車検を受けなければならないのです。

しかし、これ以外の点については日本と大きく異なります。

大きく異なるのはその検査費用です

ドイツの場合、検査手数料が5000円程度かかるだけで、後は整備費用が実費でかかるだけです。

日本とドイツではなぜ、このようにも異なるのかと言えばその順番が大きく異なるのです。

日本のディーラーや整備工場では、まず整備を行い、それを終わらせてから検査場に車を持ち込みます。一方でドイツの場合には、まず車検の検査場に車を持ち込んでから、車検に不適合な部分だけを直すというような感じです。

日本のユーザー車検と似ており、非常に無駄が少ない合理的なシステムです。

フランスの車検制度

40_2

モータースポーツの世界では常にイギリスと覇権争いをしており、自動車に関しても一家言ありそうなフランスですが、フランスの車検制度も日本とは大きく異なります。

フランスでは現在は、新車の場合には4年の有効期限を設定していますが、2回目以降の車検は2年ごとという風になっており、2回目以降は日本と違いはありません。車検の流れはドイツと似ており、まずは検査場に車を持っていって、問題のある箇所の実を整備して車検を通すというやり方です。

気になるのが車検の費用ですが、おおむね7000円から8000円程度といったところです。

金額に幅があるのは、フランスでは車検費用は基本的に自由競争となっているからです。

ちなみに再検査の場合には、3500円程度の費用がかかります。

アメリカの車検制度

40_3

アメリカの場合には、州によって車検制度が異なりますので、ここはアメリカ最大の都市があるニューヨーク州を例にとって見ましょう。

ニューヨーク州の場合には、新車を購入しようが中古車を購入しようが、毎年車検を受けなければなりません。毎年車検を受けなければならないのなら、車検費用も馬鹿にならないと考えてられますが、実はそうでもありません。

ニューヨーク州の車検費用は、おおむね2000円程度なのですから、毎年行ってもあまり金銭的負担にはなりませんね。

ニューヨーク州の場合、ドイツやフランスと比べて車検の際に整備も一緒に行ってもらおうという人の割合が少なく、そこにかける費用もドイツやフランスの半額程度となっています。

車検に通っているから特段整備もしないという考えなのでしょうか。

車検のない国

40_4

最初に申し上げましたとおり、急速な自動車の増加に制度が追いついておらず、いまだ車検制度がない国も存在しています。

それはインドです

インドと言えば、かつてはバイクが街中を闊歩していたものですが、現在ではその主役は自動車に移行しつつあります。インド以外にも、車検制度がない代わりに、初年度登録から7年経過した時点では医者にしなければならないなんて国もあるようで、それはそれで少し困ったことですね。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 車を見ただけで、乗ると思っただけでもう本当に酔ったような気分になってしまう方は案外と多いのかもしれま…
  2. イギリスBBCで放映されている大人気自動車番組「トップギア」。 これまでも気に入らない車は徹底…
  3. ドライバーとしてはある意味天敵とも呼べるパトカー。 クラウンやスカイラインなどセダンタイプの車…
  4. 大ヒットし多くの人から愛された車がある反面、人気が集まらず全く脚光を浴びないまま人知れず消えていった…
  5. このサイトでは、車を売る方法を色々と紹介していますが、安全に高く売るには車買取専門店が最も適していま…

最近の投稿

ページ上部へ戻る