中古自動車査定士とは?

日本では、様々なことを行うために、様々な資格が必要となります。

教師になるためには教員免許を取得していなければなりませんし、医師になるためには医師免許を取得していなければなりません。ただし、これらはあくまでも最低条件であり、教員の場合は教員採用試験を受けて合格した後、公立学校へ配属されていきます。

中古車の査定も似たようなものですが、勝手に査定をされて損をする可能性もあります。

正確にいうと、技能検定に合格して資格を持っている人が査定をすることが望まれる、となっています。

中古自動車査定士

その資格の名前を「中古自動車査定士」と呼びますが、教員免許や医師免許とは異なり、国家資格ではありません。

資格の裏づけとなっている団体は、「一般財団法人・日本自動車査定協会」です。

技能検定に合格すると、晴れて顔写真入りの「中古自動車査定士証」という証明書が交付されます。そこには、査定士番号や所属している会社の名前、そして査定士の名前に有効期限が書かれています。

ただし、日ごろ査定をしている人の胸元を見ても、その証明書をつけている人を見たこともありませんし、ポケットからそれを出して見せてくれる人もほぼいません。

査定士の種類

中古自動車査定士には2種類ありまして、小型車査定士と大型車査定士があります。

小型車査定士は、普通乗用車や商用車、4トン未満の貨物車の査定をすることができます。大型車査定の資格を持っていれば、それに加えて大型貨物車やバスなどの査定もすることができるのです。

中古自動車査定士の条件

それならば、大型車査定士のほうが査定できる車種が多い分お得ということで、圧倒的に大型車査定士の受検者が多そうですが、実際はそうでもありません。

実は、資格を取得するためにはクリアすべき条件があり、小型車査定士と大型車査定士ではその条件が異なるのです。小型車査定士になるためには、普通運転免許を取得していることが条件ですが、大型車査定士になるには、大型1種の免許を取得していること、もしくは自動車の販売、整備の経験が最低半年なければなりません。

クリアすべき条件が、大型車査定士のほうが厳しいといえますね。

とはいえ、大型車査定士の条件の「自動車の販売、整備の経験が最低半年」を利用して、半年間勤務させてから大型車査定士の資格を取得させる店も多いようです。

それに加えて、一般財団法人・日本自動車査定協会が実施している3日間の講習を修了していることも条件です。

中古自動車査定士の試験や更新

上記の条件を満たした人のみが、中古自動車査定士の技能検定を受けることができるのですが、その試験はどのような内容なのでしょうか。

まずは筆記試験です。

出題される項目は、中古車の査定制度や査定基準、加点や減点の基準、自動車の構造などなどです。

これに加えて、査定の実技試験も実施されます。これに合格すれば、晴れて「中古自動車査定士証」を交付されるのです。

しかし、これには有効期限がありますので更新をしなければなりません。更新をするためには、一般財団法人・日本自動車査定協会が実施している技能向上研修を受講しなければなりません。

さらに、受講時点でディーラーや買取店などに所属をしていれば、更新されるのです。

査定士の実情

では実際のところ、どのくらいの割合で査定士は在籍しているのでしょうか。

買取店は車を査定して買い取るところですので、査定士が多いことは容易に想像できます。

しかし最近では、新車販売をするディーラーでも査定士資格を持つ人が多いです。最近では、新車に買い換えるためディーラー下取りを利用する人も増えてきました。

下取り査定をするためにも、査定士が必要になってくるのです。

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