中古車買取査定員が室内で確認すること 車検証・自賠責保険・走行距離・整備手帳の確認

車の査定をするときには、とかくエンジンの状態や外装、そしてインテリアといった周辺の事項を気にしがちです。

しかし、車の査定をする人がまず確認していること、それはその車が本当にその車かどうかです。

車検証の確認

つまり、その車が本当に車検を通過しているか、保険には加入しているかなど、車が公道を走るのに基本的な条件を備えているかを確認するのです。

車の身分証明書ともいうべきものといえば車検証ですが、それを確認することももちろん査定をする人にとっては重要なことです。車検証には車台番号も書かれており、その車が本物か偽物かを判断する材料となりうるものです。

しかし車検証は単なる身分証明書ではなく、査定をする人は車検証を見てその車のくせや傾向を見抜きます。同じメーカーの同じ車種であっても、製造された年月やグレード、搭載されているエンジンによってくせは大きく異なります。

特に古い車の場合には注意をしなければなりません。古い車の中には、走行距離が多くなったためにエンジンを換装しているケースがあるからです。

車検証の情報と実際のエンジンの情報を照らし合わせて、換装しているかどうかも見分けられます。

ただし、これもあくまで車検証においては「周辺事項」に過ぎません。

車検証の確認で査定をする人が最も重視することは、その車の初年度登録年月や車検の有効期限なのです。一般的に、車検の有効期限の月と初年度登録の月は同じなことが多いので、ここをより注意してみています。

自賠責保険の確認

自賠責保険の場合には、特に有効期限に注意をしています。

検査や整備をしている最中に自賠責の有効期限が切れてしまったら、余計な保険料を新たなユーザーに支払わせる事態になりかねません。

できるだけそういった事態を避けるためにも、査定をする人は整備にかかる時間を逆算しています。

走行距離の確認

車の価値を大きく左右する要素として、走行距離があります。

走行距離が一桁違うだけで数十万円査定金額が異なる場合もあるので、査定をする人にとっては絶対に間違えられません。

まず確認しているのは、オドメーターになっているかどうかです。

オドメーターとは、車が完成してから現在までの積算走行距離のことです。

オドメーター以外にも、車にはトリップメーターがあり、トリップメーターはある時点から現在までの走行距離を示したものです。

トリップメーターはリセットすることはできますが、アドメーターは決してリセットできません。

アナログ式のメーターであれば、スピードメーターの上部にアドメーター、下部にトリップメーターが配置されていますのでまだ間違える可能性は低いです。

しかし最近増えているデジタル式のメーターでは、同じ液晶表示の中にオドメーターとトリップメーターが混在している場合があります。

査定員は、まずはオドメーターとトリップメーターの数字を確認しています。

整備手帳の確認

車にとっての身分証明書が車検証であるならば、車にとってのカルテは整備手帳です。

ディーラーでは整備手帳をくれることが多く、ディーラーで整備を行うとその手帳に整備事項を記してくれることが多いです。ディーラー以外の場所で整備を行うと、ディーラーが配布した整備手帳には記入してくれません。

オリジナルの整備記録を発行してくれます。

これらは、いずれもその車がどのような管理をされてきたか、またはどのような整備をされてきたかを知る手がかりとなるので、査定員にとっては大変に参考になります。また、整備手帳や整備記録簿をしっかりと保管している人は、査定員の心象的にもよくなりますのでプラスとなるケースが多いです。

その車を再販する際にも「記録簿あり」と記載できるので、大きなアドバンテージとなります。

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