査定で見るエンジンルーム ラジエーターホース・ブレーキオイル・バッテリー

中古車を査定するとき、査定をする人が最も注目する箇所はエンジンルームです。

エンジンルームには注目すべき箇所がたくさんあるのですが、今回はそのうちの一部をご紹介いたします。

ラジエーターホース

エンジンの内部には、エンジンを冷やしてオーバーヒートを防ぐための冷却水があります。

冷却水はラジエーターリザーブタンクというタンクから出発して、ラジエーターホースを通ってエンジンへと到達します。

しかしこのラジエーターホースが劣化してしまうと、大変なことになるのです。ラジエーターホースは太いゴムでできたホースなのですが、ゴムゆえに劣化しやすいパーツでもあります。ひびが入ったりしていると、そのひびから冷却水が漏れ出してしまいます。

漏れた箇所は白い水が通って流れたような痕跡が残りますので、査定をする人は白い痕跡がラジエーターホースにないかをチェックしているのです。

ブレーキオイル

走っている車を止めるためにはブレーキが欠かせません。

車のブレーキには2つあり、まずはサイドブレーキと呼ばれるものがあります。サイドブレーキは運転席の横にあるレバー(最近ではクラッチペダルのあった場所にある場合も)を引いて、ワイヤーの力で車を止めます。

もうひとつはフットブレーキで、ブレーキといえばこちらをイメージする人が多いでしょう。サイドブレーキとはブレーキのシステムが異なり、通常は前輪にあるブレーキパッドを使って車を止めるものです。

ではブレーキオイルがブレーキパッドとどのような関係にあるのかというと、もちろんブレーキに直接オイルがかかってしまってはかえって滑ってしまいますよね。

ブレーキオイルはブレーキパッドに力を伝えるためのオイルなのです。

このブレーキオイルの量が少ないとどのようなことになるのかというと、ブレーキにしっかりと力が伝わらなくなるのでブレーキの効きが悪くなってしまいます。

また、ブレーキオイルの汚れがひどくてもブレーキに力がしっかりと伝わらなくなります。ブレーキオイルの量が少なくなってしまうのは、どこかでブレーキオイルが漏れている可能性が考えられます。

査定をする人は、ブレーキオイルの汚れと量もしっかりとチェックしているのです。

バッテリー

ボンネットを開けてエンジンルームを見てみると、まず目に飛び込んでくる大きなものがエンジンですが、その次に目に飛び込んでくる大きなものといえばバッテリーです。

バッテリーの役目は、エンジンのスパークプラグに点火させる役割ももちろんあります。

最近では車の電装品が非常に充実しているため、バッテリーは大いに活躍をしていますが、活躍をしすぎるとバッテリーのトラブルが心配となります。小型車のバッテリーは小さいので、交換するにしても10000円程度で交換可能ですが、大型車となるとそんな金額ではとても収まりません。

おまけに最近では、ハイブリッドカーやアイドリングストップ車が増えてきているため、バッテリーもさらに大容量で高性能なものが必要となり、バッテリーの出費は右肩上がりです。

バッテリー液の量が少ない場合には注ぎ足すことで能力を回復できますが、最近ではバッテリー液を足せないメンテナンスフリータイプのバッテリーも増えてきています。バッテリー液の補充をしても、バッテリーには寿命があります。

運転の頻度やバッテリーの使用状況によっても変わってきますが、おおむね3年から4年がバッテリーの寿命と言われており、寿命近くになりますと青緑色の粉や白い粉が浮き出てくることがあります。これが出るとバッテリー交換のサインでしょう。

幸いにして、バッテリーを交換すれば査定には大きな影響はありませんので、査定金額のリカバリーができるパーツと言えますね。

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