査定で見るエンジンルーム エンジンオイル・取り付けボルト・冷却水

エンジンオイル

エンジンルームの点検は、エンジン本体だけではありません。

エンジンをスムーズに動かしているのは、エンジンオイルが中で潤滑油の役割を果たしているからであり、車の査定をするときにはエンジンオイルのチェックももちろん行っています。

カー用品店やガソリンスタンドなどでエンジンオイルの交換をした経験のある方ならご存知でしょうが、エンジンの近くには黄色(色が異なる場合もありますが、目立つ色です)のつまみのついた「オイルレベルゲージ」があります。オイルレベルゲージを引き抜くと、中にはフェンシングのサーベルのような長い金属の棒が入っており、それを使ってエンジンオイルの状態を判断するのです。

エンジンのゴムパッキンやオイルシールなどが劣化していると、エンジン内部のオイルの量が少なくなります。オイルレベルゲージの棒には、エンジンオイルの規定量を示す印がついており、規定量オイルが入っているかどうかが一目で分かります。

また、棒に付着しているオイルをふき取ることで、エンジンオイルの質を確認することができます。ふき取ったオイルが黒ずんでいるようでしたら、エンジン内部の鉄粉をかなり吸っており、しっかりとエンジンオイルの交換をしていない証拠にもなります。

さらにエンジンオイルの粘り気がなくさらさらの場合も、ごく一部の低粘度オイルを除いてはエンジンオイル交換をきちんとしていない証拠です。

査定をする人は、もちろんそのこともお見通しです。

ちなみにエンジンオイルの交換周期ですが、走行距離にして5000キロメートルから10000キロメートル、期間にして半年から1年ごとには交換しましょう。

取り付けボルト

外国車やミッドシップの車を除き、通常エンジンルームは前方にあり、前方のボンネットを開けるとそこにはエンジンやバッテリーなどが鎮座しています。

各種パーツはただはめ込まれているだけではなく、しっかりとボルトやナットで留められているのです。パーツとボディーとをつなぐボルトは何箇所かあるのですが、そういった取り付けボルトは車の製造時にボディーと一緒に塗装されて出荷されます。

もちろんそれは塗装されないように養生するのが面倒なわけではなく、しっかりとした理由があってのことです。取り付けボルトはそうそう取り付けたりはずしたりする代物ではありません。

よほどの修理や修復をおこなわない限りは、取り付けボルトを外すことはありえませんので、取り付けボルトの塗装がボディーの塗装と同じであれば、少なくとも修理や修復の可能性は少ないということが言えます。

しかし、ボルトの塗装がはげていたり、ボルトの塗装はそのままだがボルトを外した形跡がある場合、あるいは塗装の色が微妙に異なる場合には、ボンネット部分に何らかの修理や交換をしたことが疑われます。

査定をする人はそのことに気づくと、オーナーの人に修復歴について聞いてくるでしょう。もし修復したのであれば正直に申告すべきでしょうし、その前のオーナーが修復したことを隠して売った可能性もあります。

冷却水

エンジンはそのまま回し続けますとオーバーヒートを起こしてしまいますので、エンジンの冷却はきわめて重要です。

エンジンは様々な方法で冷却されており、エンジンオイルはもちろんのこと、ファンベルトによっても冷却されますが、冷却水もそのひとつです。冷却水は白い容器のようなものに入っており、通常は赤か青色をしています。

しかし劣化してさびが入るとこの色が茶褐色となってきます。

色だけではなく、冷却水の量がFULLのラインまで入っていないと、エンジンの冷却が不十分でエンジンに負担がかかっているのではないかと、査定をする人は考えますのでくれぐれも注意しましょう。

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