査定で見る周辺環境と外周

絵を描くとき、いきなり細かいところから始める人はいません。

まず始めることといえば、紙全体にわたって軽く下書きをしていくことです。ラフスケッチをして全体のバランスを確かめてから、細かいところへの作業へと進んでいきます。

車の査定も同じことで、いきなり細かいパーツの点検や査定をおこなったりはせず、まずはその車の大まかなポイントを押さえておくことが重要です。

場所の確認

査定を本格的におこなう前にまず確認したいのが、査定をする場所です。

同じ車を査定するにしても、車を置く場所によって査定に大きな違いが出てくることがあります。

まず、車の周囲に障害物がないかどうかを確認します。

もし車の周囲、特に車の前後に障害物があると、車は前に進むこともバックすることも出来ない状態ですので、特に足回りの点検をすることはできません。

また、一定時間車を置いておいて車をその場所から動かしたとき、エンジンオイルやミッションオイルなどが漏れていれば、元あった場所にオイルじみを確認することが出来ます。

ドアの開閉に支障がないくらいのスペースが確保されているかもチェックです。開閉できないくらい壁がドアに迫っていると、ドアを開けて確認することが出来ないばかりか、壁側の外板の確認も不可能です。

また、路面が傾いていないかどうかも事前にチェックしておきましょう。傾いた路面に車を置けば当然ながら車も傾くのですが、その傾きが路面の傾きによるものなのか、それとも車そのものが傾いているものかを判断しにくくなります。

そして最後に、明るさが十分に確保されているかどうかを確認しておきましょう。十分な明るさが確保されていれば、車の修理跡はもちろんのこと、ちょっとした凹みや塗装直しなども判断することが出来ます。

まず、以上のように査定に必要な周辺状況を整理しておきましょう。

車両を俯瞰する

まず査定の際におこなうことは、車両全体を観察することです。

この観察の仕方は、あまり近寄らずに遠くから俯瞰するような目で見ることです。こうすることによって車両全体のイメージをつかむことが可能なのですが、ただ漠然と見ているわけではなくしっかりとポイントは押さえています。

ナンバープレートの番号を見て査定する車であることを確認したら、査定のスタートです。

まずは、車の姿勢を見ます。

車が傾いているようですと、サスペンションがおかしかったりタイヤに異常がある可能性もありますので。

車高もチェックします。

あまりに車高が低いようですと、車検には通らない違法改造を施してある可能性があります。

次に、外板のチェックです。

車のパネルはいくつかのパーツを結合させることで車としての形を成しているわけですが、パーツごとに隙間があっったりすると、もしかしたらこの車は事故車なのではないかと感じ取ることが出来ます。

車の塗装もチェック項目です。

近くではなかなかわからないことも、俯瞰すると全体的な塗装のイメージがつかみやすいです。

車の塗装が変色している場合には、色が気に入らなかったからか事故を起こしたからか、それとも塗装が劣化してきたからかの理由で塗装をしなおしている可能性があり、あまりいい印象は与えません。だからと言って、劣化した塗装も気になるところですね。

そして、査定をする人の頭の中には、その車の新車状態のイメージが入っていますが、そのイメージと実際の車でどのくらいのイメージの違いがあるかを確認します。

劣化具合はもちろんですが、なんか改造をしていないかも確認できるのです。

経験が十分にある査定員ですと、前に査定した同じ車種と現在目の前にある車を頭の中で比較するという、感覚的な判断を全体を見ただけですることができます。

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