ネームプレートは車の身分証明書 査定への影響は?

中古車を査定する人が注目する箇所はいくつかありますが、特に注目度が高いのがエンジンルームです。

エンジン本体を見るのはもちろんのことですが、エンジンルームにはその車の情報がふんだんに詰まっています。

その中でも、その車の身分証明書とも言うべきものが、コーションプレート(ネームプレート)です。

ネームプレートには何が書かれているか

ところで、ネームプレートはどんなものなのでしょうか。

ネームプレートはエンジンルーム内部に接着されているもので、インクなどでプリントしているのではなくプレートに直接刻印しています。

年代もののトヨタクラウンを例に挙げますと、一番上には「TOYOTA MOTOR CORPORATION」とメーカー名が英語表記されております。

その下に書かれているのは「MODEL」です。

その下には「ENGINE」、その下には「FRAME」と書かれており、エンジンの基本情報がこれで分かります。

その下に書かれているのが「COLOR TRIM」で、ボディーのカラーと室内のカラーが書かれています。

そして「TRANS」「AXLE」と書かれており、その下には「PLANT」と書かれています。

一番下には、「トヨタ自動車株式会社」と、メーカー名が日本語表記されているんですね。

ネームプレートを具体的に読みとる

しかし、これだけでは何が書かれているのかちんぷんかんぷんですので、ここからはそれぞれの項目を読み解いていきましょう。

まずは「MODEL」ですが、ここに最も多くの情報が詰まっております。

たとえばトヨタクラウンに「E-GS120-SEPGE」と書かれていても、何のことやらさっぱり分かりません。

まず最初のEは、排ガス規制適合車の分類を表しており、Eは昭和53年の適合車で、これが昭和56年適合車となりますとLとなります。

ハイフンの次のGS120は車両形式表示で、GS120は1G-EUエンジンを搭載しているという意味です。

またハイフンがありまして、ここからはそれぞれのアルファベットに意味があります。

Sは車種表示で、Sはクラウンの意味となります。

Eは車体形状の表示で、Eはセダンとなりますが、ちなみにワゴンですとWです。

Pはトランスミッションを表しており、Pは4速オートマチックフロアシフトを意味します。

Gはその車種のグレードを表しており、Gはスーパーサルーン、ちなみにQはロイヤルサルーンです。

2つ目のEはギアブレータ表示を意味しており、Eは電子制御式燃料噴射(EFI)の意味です。

次に「ENGINE」ですが、この場合はクラウンに搭載されているエンジンの方式を表現しております。

ここには、先ほどのMODELの「車両表示形式」のエンジンと同じエンジン型式です。

その横にはエンジンの排気量を数字で書かれており、1G-EUでしたら1998となります。

「FRAME No.」は車台番号で、これはネームプレートだけではなく車検証や車体にも刻印されています。

COLORはボディーカラーのことで、年代もののクラウンならば同じホワイトでも033や041、スーパーホワイトが035や040などとなっています。

TRIMというのは室内の色のことで、ブルーは81、ブラウンは42です。

TRANSはトランスミッションの形式のことで、ここでは4A/Tや5M/Tなどとそのまま刻印されています。

AXLEはリアアクスルで、ディファレンシャルの種類を記号で表記します。

そしてPLANTは組立工場のことで、A21から26はトヨタ自動車元町工場。M22ですと関東自動車工業の東富士工場です。

以上に記したのは、あくまでも年代もののクラウンであり、現在では表記方法が多少変わっているかもしれません。

しかし、これを査定の参考にすることには変わりがありません。

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