前年無事故割引・長期優良契約割引

自動車保険会社にとって、事故を起こすリスクの高いドライバーよりも、事故を起こすリスクの低いドライバーのほうを優遇したい気持ちはあります。

後者のドライバーであれば、それだけ保険金が支払われるリスクも低くなりますからね。

そこで自動車保険では、優良なドライバーに対しては様々な割引を実施しています。

今回はその中でも、2つの割引制度をご紹介しましょう。

前年無事故割引

まずは、前年無事故割引です。

自動車保険は基本的に1年単位で更新をしていくものですが、前の契約のときに事故を起こさなかった場合、更新後の保険料が割引されると言う制度のことです。

ここでいう事故というのは、いわゆる「カウント事故」のことです。

カウント事故というのは何かというと、人を怪我させたり死亡させたりした事故や、他の人の物を壊した事故、他の車と衝突した事故、そして単独で起こした事故があり、それぞれ担保種目は対人賠償保険、対物賠償保険、車両保険、自損事故保険となります。

これらに該当する事故を起こしてしまうと、翌年のノンフリート等級が一気に3つもダウンしてしまいます。

ダウンするだけならばまだしも、翌年からの保険料も上がってしまうので、ぜひとも避けたいところ。

また、「等級すえおき事故」も、対象となります。

等級すえおき事故の対象となるのは、火災や爆発と言った人災、台風や竜巻に洪水と言った天災、盗難や暴動などによる破壊などです。ちなみに2012年から「等級すえおき事故」ではなく「1等級ダウン事故」となりました。

保険会社によって異なりますが、三井ダイレクトの場合には2パーセントほど保険料が割引されます。

長期優良契約割引

前年無事故割引は、前年だけ無事故でいれば割引がされますので、さらにその前の年で事故を起こしたとしていても割引を受けることが出来ます。

しかし、安全運転によって長いこと無事故無違反の人も多くいらっしゃることは事実であり、さらにそういった人に対してはわ襟引きが用意されているもの。

その割引の名前は「長期優良契約割引」です。

名前からしてかなりハードルの高そうな割引ですが、実際にこの適用を受けるためにはいくつもの条件があります。まずは、前契約のノンフリーと等級が17等級から20等級でなければなりません。

保険会社によって具体的な等級の数字は異なりますが、いずれにせよ高いハードルであることには違いありません。1回事故を起こしてしまっただけでも、あっという間に3等級下がってしまう一方、無事故であっても1等級ずつしか上がっていかないのですから。

20等級の人というのは、かなり安全運転を心がけている証でもありますね。さらに、前年無事故割引と同じように、前の契約のときに事故がなかったことが条件となります。

また、車の使用目的が業務用でなく自家用であることも条件です。そして、契約の年齢条件もあり、26歳以上、30歳以上、または35歳以上担保の契約であることが条件となります。

全年齢担保や21歳以上担保などでは、長期優良契約割引の対象とはなりません。ある程度年齢を重ねないといけないと言うことですね。

ちなみに気になる割引ですが、やはり保険会社によって異なります。三井ダイレクトの場合、長期優良契約割引の割引率は3パーセントです。

3パーセントというと少ない印象を受けますが、そんなことはありません。実は、前年無事故割引と重複して適用を受けることが出来ますので、合計して5パーセントの割引となるのです。

安全運転を心がけている人の割引には、他にもゴールド免許割引などがあります。保険料の割引がモチベーションとなって、安全運転にいそしむ人が多くなると社会は豊かになっていきますね。

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