車検に追加でかかる作業工賃と部品代

車検は法定費用と車検基本料金以外だけで済めばいいのですが、一般的には他にも費用がかかってきます。

例えば、車の調整や整備を行うにも整備士さんの作業費がかかりますし、交換する部品の費用なども含まれてきます。

法定費用と車検基本料金

車検費用というのは、大きく分けて以下のようなものに大別されています。

まずは、「法定費用」と呼ばれるものであり、自賠責保険や自動車重量税、そして印紙税で構成されています。法定費用に関しては、基本的に値引きをすることができませんし、ディーラーで車検を受けようとも整備工場で車検を受けようとも、ユーザー車検を受けようとも一緒の費用となっております。

そのほかには、「車検基本料金」というものが発生します。

これは手数料と似たようなものであり、それぞれの手続きに伴う手数料や検査機器の使用代金、ラインの使用代金などが含まれています。作業をする業者によって独自に設定をされているものですが、どれだけ不具合が出たかによって変動する性格のお金ではありませんので、車検を始める前に支払を求める業者もあります。

レバレート指数

法定費用と車検基本料金以外だけで済めばいいのですが、ほとんどのケースではそうもいきません。

車の調整や整備を行うにも整備士さんが必要となってきますし、部品に不具合がでてくればその部品を交換しなければなりません。そうなると、追加でかかってくるのが作業工賃と部品代です。

もちろん、不具合が多く作業時間がかかってしまうほど、工賃や部品代は高くついてしまいます。整備作業や交換作業の工賃は、全ての業者、全ての工程で同じというわけではありません。

一見どんぶり勘定で算出されているように思える作業工賃ですが、実はちゃんとした基準があることはあまり知られていません。その基準のことを「レバレート指数」と言いまして、簡単に言うと1時間あたりの作業工賃指数(時給のようなもの)のことをいいます。

車検を行う業者によって、独自にレバレート指数を算出しておりまして、1時間あたりいくらという価格が決まっています。あるところでは7000円のレバレート指数が、別の業者では10000円以上という場合も決して珍しくはありません。

一般的な傾向として、ディーラーの整備ではレバレート指数が高めに設定されており、街の整備工場ではレバレート指数が低く設定されていることが多いです

同じような整備内容でも金額に差が出てくるのは、レバレート指数によるところがあるのです。それならば、早く終わる作業もわざとゆっくりやって、レバレート指数で稼ごうという不心得者がいるかもしれません。

そんなことがないように、業界団体では作業ごとにかかる時間の基準を決めており、大きく作業時間を逸脱しないようになっているので安心してください。

整備をする場所によっても差が

とはいえ、レバレート指数だけで作業工賃が決まってくるわけではありません。

レバレート指数によって算出された作業工賃は、あくまでも基本的な作業工賃であり、そこに難易度に応じて技術料が加算されていきます。一般的には、エンジンの脱着を伴う作業の場合、かなり技術料が高めに設定されています。

エンジンの脱着は非常に手間のかかる作業であり、何日もかけて作業をする場合が多いからです。

部品代もかかる

部品交換を必要とする整備の場合、当然ながら基本的な作業工賃と技術料に加えて、部品代も加算されていくことになります。

この部品代も、どこで車検を行うかによって結構差が出てくることもあります。ディーラーの場合には純正部品を使い、純正部品であればその車との相性は抜群というメリットはありますが、若干価格が高くなってしまいます。

一方、街の整備工場などでは汎用品を使うことが多く、価格は純正部品よりも安いのですが相性に若干の不安があります。

また、街の整備工場は部品に関して融通を利いてくれることもあり、ユーザーが安く手に入れた部品を車検整備のときに取り付けてくれたりします。

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