外国車の買取価格はもはや日本車並み?安くなった理由は?

一昔前までは、外国車の買取価格は国産車の買取価格と比べて、値落ち幅がさほどでもないといわれていました。

それはあながち嘘ではなく、アメリカ車やドイツのフォルクスワーゲン以外の外国車に限っては、5年落ちや10年落ちの車であったとしても、同程度の国産車と比べれば値落ちの幅は大きくはないものでした。

これはなぜかと言うと、外国車に対する憧れがあったからにほかなりません。

アメ車の場合には、もちろん憧れもありましたがそれ以上に故障が多いと言うレッテルを貼られており、買取リスクが高い車としてみなされていたのです。

フォルクスワーゲンは、ドイツ国内でもごくごく普通の大衆車としての取扱いであり、それは日本国内においても大して変わりのないものでした。ビートルやゴルフなどは、日本国内でも結構台数を見かけますので。

また、アメリカからヨーロッパからはるばる船で運んでくる輸送費のことを考えると、外国車はおのずと日本国内での販売価格が高くなり、それに伴う買取価格も高止まりをしていたと言う事情がありました。

もはや外国車は日本車並み

しかし、最近では外国車が羨望のまなざしを持って見られることはなくなってきました。

それは決して、外国車に魅力がなくなったというわけではなく、日本国内でも外国車が普及してきたからです。

しかも、最近では国産車の価格も値上がりの一途です。

軽自動車であっても100万円では買えない時代ですし、登録車であれば200万円から300万円は出さないと新車が買えません。

一方で、外国車の価格はさほどの値上がりを見せておりません。

外国車が値上がりを見せるとすれば、それは商品そのものの値上げと言うよりも、為替相場に関連した値上がりということがいえます。日本車と外国車の価格差が少なくなったため、外国車購入に二の足を踏む理由となっていた「価格の高さ」の差が埋まってきたのです。

外国車の買取

外国車に対する憧れが無くなってきたことに伴い、買取市場にも大きな変化が生まれてきました。

これまでは、「憧れ価格」で高値がついていた外国車の買取価格が下落してきたのです。

以前と比べて外国車への憧れが無くなってきた一方で、外国車のメンテナンスの大変さは以前と変わりがありません。

修理をするパーツは日本にはありませんので、はるばる外国からパーツを取り寄せないといけません。

日本車ならば汎用品を使うことでコストを抑えられもしますが、外国車は純正品を使うことが推奨されています。

また、日本とは異なる機構を採用している車が多いため、部品の脱着ひとつとっても非常に手間がかかります。それに伴い、作業工賃もかかるというわけです。

パーツ代と作業工賃が余計にかかることに加えて、日本車と比べて外国車の故障リスクはやはり高いです。しかしこれは、外国車の作りが悪いというわけではありません。

日本の環境に合わせて作ってある日本車と、現地環境に合わせて作ってある外国車では、日本で走らせたときに故障する可能性が高いのは、どうしても外国車なのです。

パーツ代と作業工賃、そして修理頻度の高さから、外国車はかつてのアメリカ車のような扱いとなっています。

需要と供給の関係

不思議なことに、外国車で故障が出始める時期というのは、メーカーの保証期間が切れ始めた頃です。

その時期になりますと、故障リスクを嫌って中古車市場に多くの外国車が出回ります。供給過剰となれば、新たに買取をする際にも高値で買取る必要はありません。

高値で買取ったとしても、売れなければ買取業者がまるまる損をしてしまいますので、買取業者は供給の多い外国車の買取価格を低くしているのです。

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