車載モニター用に3200円の7インチ薄型液晶はどれくらい使えるか

メーカー純正のカーナビモニターは、安全面を考慮して、走行中にテレビなどの映像は表示できなくなっています。当然といえば当然なのですが、運転手は仕方ないにしても、助手席の人も映像を観ることができないのはちょっと残念です。

仮に映像が映ったとしても、今度はカーナビが使えないなどの悩ましい問題も抱えています。

これを上手いこと解決してくれるアイテムとして、オンダッシュの後付サブモニターがあります。このサブモニターの価格はそれこそ解像度などの性能に応じてピンきりで、数千円のものから,1万円を超えるものまで様々です。

その中でもお買い得感の高かった格安7インチモニターをAmazonで購入し、3年以上使ってみた感想をお伝えしたいと思います。

Amazonで3200円で現在も販売中の激安7インチ薄型液晶モニター!

正確には2012年の6月に私が購入した時点では4280円だったんですが、今はなんと3200円で販売しています(2016年1月時点)

ちょっと安すぎるくらいな印象で、本当に映るのか心配になってしまう激安のモニターのスペックは…

  • 7インチTFT LCDディスプレイ
  • アスペクト比16:9
  • 12V・24Vマルチ電圧対応 消費電力6.5W
  • 解像度480✕234dpi

…とまあ、このような感じで、イマドキのRetinaクラスの高解像度に慣れた目にはちょっとザラザラ画質を予見させるスペックではありますね。

ちなみに付属しているスタンドはプラスチックのものですが、角度が自在ではなく、10度ずつくらいカクカクと変わる感じで、しかもまっすぐ正面に向けられないというかなり残念仕様でした。

強力な両面テープが付属しているので角度とプラスチックな見た目に我慢できれば、一応ダッシュボードの上に取り付けることはできます。

見た目はさすがに高級感までは感じられないものの、薄型テレビをコンパクトにしたようなデザインは、けっしてダサくはありません。

むしろディスプレイ下方にあるボタンがなかなかスマートな形なので、個人的には気に入っています。

ちなみに、こんな価格にもかかわらずなんとリモコンが付属しています。一応機能はするんですが、なにせ余裕で手の届く範囲にあってボタンで直接操作できるので、完全にお蔵入りしています。

1448-2

ボタンはシンプルで操作性良好!見た目もなかなか♪…下のスポンジは隙間テープでがたつき防止用です

接続は電源直結作業必須!

このディスプレイには電源直結用の配線しか付いていません。すなわちシガーソケット接続は不可ですし、もちろんコンセントもダメです。

なので、ダッシュボード裏の配線からアクセサリー電源を取り出せないと話が始まらないちょっと玄人志向な製品です。(商品ページには「電源直結」と端っこに書いてあるだけなので、買った後に困る人もいると思います)

私の場合は電源の取り出しはそれなりに経験があったのと、社外カーナビを自力で付けたこともあるぐらいなのでまあ心配はありませんでした。ちなみにある程度有名車種であれば、先達はいらっしゃるもので、運が良ければ画像入りで電源取り出しの解説をパネルの外し方などから丁寧にしてくれているのが見つけられるでしょう。

映像入力についても、車種によって全然違ってきてしまうので、わからなかったらググッてみてくださいね。

 

配線が終わってしまえば後はダッシュボードに美しく取り付けるだけです。

仮で置いてみた感じでは、なかなかよい感じの見栄えになりそうです。

しかしながら前述したとおりスタンドがいかんせんダメダメの代物で、しばし途方に暮れてしまっいました。しかしながら以前使っていたオンダッシュ後付カーナビのスタンドが余っていて、ネジ穴もピッタリ合ったので、流用することにしました。

1448-3

自在に角度調整可能なカーナビ用スタンド 

当時20万円近くもしたカーナビ用のスタンドなので、金属製のガッチリとした、定性も角度調整も申し分ないものです。

ちなみに配線はインパネを外して中に潜り込ませているので、なかなかすっきりしていると思います。

3000円台ディスプレイの画質はいかに!?

薄型テレビのような見た目の7インチモニターは、定価12800円の片鱗は見せてくれているようで、思いのほか、チープ感は無いように感じます。

ボタンの操作性も問題ないので、後は肝心の画質がどうかってことですね。

1448-4

3種類の7インチディスプレイ

私の車には純正ナビディスプレイ&後席用フリップダウンディスプレイ&今回の3000円台ディスプレイの3台の7インチディスプレイがありますので、画質の比較画像を撮ってみました。

1448-5

3000円ちょっとのディスプレイ…ちょっと色が薄いかな?

1448-6

純正ナビディスプレイ…少し縦に拡大表示になっているけどさすがにキレイです

1448-7

後席純正フリップダウンモニター…何となく中間的な色合いでしょうか?

 

やはり、見た目の美しさは純正ナビ>>後席フリップダウン>>3000円台ディスプレイといった感じです。しかしながら3000円台デイスプレイもちらつきや残像やボケ感も無く、この値段にしては大健闘しているのではないかと思います。

せっかくですので、字幕の部分を拡大して比較してみましょう。

1448-8

3000円台ディスプレイ…正しく表示されているものの、少し黒のコントラストがあいまいな印象…

1448-8

純正ナビディスプレイ…コントラストくっきりだけど、白地部分の色合いにエラー発生!?

1448-10

後席フリップダウンディスプレイ…一見一番良さそうだけど、やっぱり一部色合いが…

 

拡大して見ると、3000円台ディスプレイが正確に色を表示しているという意外な結果となりましたが、コントラスト面ではやはり純正が優れているようです。

画質的には、やはり純正モニターにはかなわないんですが、それでも比べてみたらどうかというレベルで、普通に見ている分には画質の悪さを意識することは殆ど無いと行っていいくらいです。

ブルーレイや4KとかRetina大好きの高画質志向の方にはちょっとドット感が感じられてしまうかもしれませんので、画質を求める場合はもう1ランク上の高解像度モデルを購入したほうが幸せになれそうです。DVD鑑賞だったら十分の画質だと思います。

実際の実用性はどうか!?

内蔵されているスピーカーはモノラル音声で、一昔前の携帯ラジオのような音ですので、その音で映画とか見るとちょっと萎えます。なので音声は車のオーディオに接続していますが、一気にシアター感が増して良い感じです。

電源直結ですが、自動ON機能はないので、毎回電源ボタンを押して起動する必要があります。まあポチッと1度押すだけなんですけど。微妙に面倒といえばそうかもしれません。

これだけ安いと心配なのが液晶の視野角(どれだけ斜めでもちゃんと見ることができるか)ですが、思いのほか広めで、ドライブ中に普通に座っていて見づらくなるようなことはないです。

ちなみに画面を逆さまに表示することもできるので、天井から吊り下げ設置にも対応しています。吊り下げでの取り付けはどうやってするのか、ちょっと見当がつきませんが…。

 

このディスプレイの7インチというサイズは、大きくは感じないですが、運転中も視界の妨げにならずに、字幕もちゃんと読み取れる、視聴距離も考えるとジャストサイズと思います。

たまに巨大なモニターを付けている車も見かけますが、周りの車から何を見ているのか丸わかりで、ちょっと恥ずかしい気もしますね。

1448-11

純正オプションの後席フリップダウンディスプレイはとってもお高い…

メーカー純正の後席用ディスプレイは格安ディスプレイの数十倍の価格がしたりします。確かに純正のディスプレイは収まりも良くて、スマートなんですがいかんせん高すぎです。

後ろの席に座る娘も、席から見上げる後席モニターより、フロントのダッシュボード上の格安ディスプレイを見ていたりするので、何だかなーと感じることもあります。

ですので、3,000円ちょいの格安ディスプレイは導入価値十分にありと結論づけてまとめとさせていただきます。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 車を見ただけで、乗ると思っただけでもう本当に酔ったような気分になってしまう方は案外と多いのかもしれま…
  2. イギリスBBCで放映されている大人気自動車番組「トップギア」。 これまでも気に入らない車は徹底…
  3. ドライバーとしてはある意味天敵とも呼べるパトカー。 クラウンやスカイラインなどセダンタイプの車…
  4. 大ヒットし多くの人から愛された車がある反面、人気が集まらず全く脚光を浴びないまま人知れず消えていった…
  5. このサイトでは、車を売る方法を色々と紹介していますが、安全に高く売るには車買取専門店が最も適していま…

最近の投稿

ページ上部へ戻る