トラック運転手が不要に!?自律運転トラック「フレイトライナー」がもうすぐ実用化

ダイムラー社がかねてから開発していた自律運転可能な次世代トラック「フレイトライナー」。

安全性などに課題にあった様ですがこの度ついに実用化の道を歩き始めました。

世界初の自律運転(オートドライブ)トラックであるこの車の特徴についてご紹介していきます。

1.フレイトライナーとは?

「フライトライナー」は、ダイムラーグループの一つ「ダイムラートラックスノースアメリカ社」が販売するフルサイズの大型トラックです。

海外で古くから親しまれている大型トラックの一つであり、中核となる北米市場では大型トラックシェアのトップに君臨しているシリーズです。

このフレイトライナーの新型が世界初の自律運転機能を搭載。また外装やインテリアもスタイリッシュに燃費性能も格段に向上しており、次世代を担うトラックとして大きな注目が集まっています。

なお今回の自律運転機能を積む新型モデルの正式名称は「フレートライナー・インスピレーション・トラック」。

基本的な部分の構造は同社の新型トラック「カスケイディア・エボリューション」がベースとなっています。

2.世界初となる公道走行を実施

これまで自律運転トラックにおいては、メルセデスベンツブランドが開発していた「フュチャートラック2025」に注目が集まっていました。

こちらも自律運転システムを搭載していましたがあくまでテスト走行に留まり公道を走るまでには至りませんでした。

そんな中、2015年5月にこのフレイトライナーが実際の公道での走行を実施。走行許可を得てナンバープレートを装着の上、ラスベガスにある公道ハイウェイを疾走しました。

公道走行まで行き着けたモデルはこのフレイトライナーが事実上世界初となります。

3.高速道路に特化した自律運転システム

このフレイトライナーのシステムは、「ハイウェイパイロット」と呼ばれる”高速道路に特化した”自律運転システム。

目的地を定める事で高速道路においては、カメラとレーダーからの認識データを元にトラックが自動で走行してくれるというものになります。自動運転中は加速減速は勿論、レーンチェンジや回避操作、また車間距離や速度を調整しベストな燃費走行まで自動で行ってくれます。

自動運転中ドライバーは、アクセルブレーキ操作は一切不要であり快適な時間が過ごせる様です。

なおマニュアル操作に切り替えドライバーが実際に操作に介入する事も勿論可能です。

4.完全無人化はもう少し先

このフレイトライナーが備えているのは、上述の通り”高速道路に特化した自律運転システム”です。

したがって高速道路以外の一般道を走る場合は現段階ではドライバーによる操作が必要となります。

また自動運転中も安全のため、トラック車内でドライバーが走行を監視する必要があります。

自動運転中のドライバーの操作負担は限りなく減りましたが完全無人化まで至っておらず、現段階ではドライバー自体は必要な様です。

5.実用化はいつごろ?

現時点で公道許可は下りていますのでアメリカではすでに実用化可能という事になりますが、生産数もまだ少ないため一般的に実用化されるのはもう少し先の様です。

目処としては2020年を目標に一般実用化も視野に入れているとのこと。

車自体は完成しているので、実際はもう少し早く普及していくかもしれません。

まとめ

今現在は高速道路に特化した自律運転トラックとなりますが、この進化のスピードですと完全無人化されたトラックの登場も近いかもしれません。

またこういった技術が応用され一般乗用車にも近い将来自律運転が備わってくるのではないでしょうか。

未来の車の先駆けとも言える「フレイトライナー」。運送業には脅威になるかもしれませんが、今後も進化を期待したいところです。

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