現状販売の中古車について

中古車を購入する際には、様々なことに気を配らなければなりません。

マイホームに次いで2番目に大きな買い物なわけですから、「詰め」もしっかりとしておきたいところ。

「現状販売」とは何か?

気に入った中古車を見つけて購入しようと、その中古車の細かい情報に目を配っていると、「現状販売」や「整備渡し」などの言葉があるかと思います。

このうち今回は現状販売について見ていこうと思いますが、現状販売とは読んで字の如く、中古車をそのままの状態で販売することです。

「整備渡し」は整備をしてから渡すので、ここが最も大きな点です。

現状販売の場合、「3ヶ月あるいは1000キロ保証」などと特別な文言がついていない限り、納車した後トラブルが出ても中古車販売店には一切関係ありません。

現状販売は客側の値引きの常套句

「現状販売」は、保証つきの中古車を安くするためにお客さんのほうがよく使う常套句です。

「整備しなくていいとなると中古車はいくらですか?」や「保証なんていらないから安くして」、あるいは「整備も保証も名義変更もこっちでやるので車だけでいくらですか?」というようなお客さんがいます。

しかし、そういうお客さんであっても、販売店のほうが「乗ってすぐに壊れても、現状販売の車はうちでは保証しません」と言うと、それは困るという方が大半です。

中には、「おたくでは壊れている車を売っているのか」や「保証で儲けようとしている」などと難癖をつけてくるお客さんもなくはありません。

現状販売の車が壊れてトラブルになるのは、中古車販売店も避けたいので、可能な限り保証つきで売ろうとします。

それでも中古車販売店が現状販売するのはなぜか

それでも、現状販売されている中古車はまだまだたくさんあります。

トラブルの火種となりうる現状販売の中古車、それをなぜあえて保証なしで中古車販売店は販売するのでしょうか。

それにはいくつか理由があります。

まずは、あまり走行距離がない程度のよい中古車の場合です。最近の中古車は昔と比べて壊れにくくなり、走行距離が少なく年式が新しければなおさらです。

そんな車にあえて保証をつければ、それこそ前述の「保証で儲けようとしている」と言われかねませんので、現状販売にしています。

次に、旧車やクラシックカーです。

これらの車は年式も古くいつ本体に寿命が来てもおかしくはありません。そこに保証をつけたら高額な修理費用になるのは目に見えていますので、中古車販売店は現状販売がいいのです。

また、車両本体価格が安い車も現状販売のケースが多いです。せっかく車両本体価格が安くても、そこに保証を上乗せしたら金銭面でのメリットが少なくなってしまいます。

他の中古車販売店でもこのような車は現状販売ですので、自分だけ保証をつけたらライバルに負けてしまいます。

さらに、外国の車も現状販売のケースが少なくありません。外国の車は修理のためのパーツが高く、それに伴い修理代金も高くなってしまいます。

そして、改造している車も現状販売が多いです。

もちろん違法改造ではないので売っても問題はありませんが、社外パーツをつけている場合には純正パーツと違って不具合が出る可能性があります。前のオーナーが改造したパーツに関して、中古車販売店が保証するいわれはありませんので、現状販売が多いのです。

壊れている車を現状販売のケースも

以上はきわめて真っ当な理由での現状販売ですが、中には事故車やメーター改ざんを隠して現状販売で売りつける悪徳販売店もなくはありません。

このような車に限って、悪徳業者は「現状販売なら25万円値引きします」や「委託販売なので現状販売です」と、積極的に現状販売を勧めてきます。本来はしっかり保証をしたいのが販売店ですので、このようなケースでは注意が必要です。

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