新古車や未使用車が新車よりも高くなる理由

一般的に、新車のほうが中古車よりも高いので、新車よりも安く買えるのが中古車のメリットのひとつでもあります。

しかし中には、「新車よりも高い中古車」があるのをご存知でしょうか。それは「新古車」や「未使用車」と呼ばれる車です。

新古車、未使用車は諸経費で高くなる

ですが、このような車が全て新車よりも高いわけではなく、あくまでも一部の販売店という点は強調しておきます。

そもそも「新古車」や「未使用車」とは何かというと、書類上の登録だけはしてあるが走行距離はほとんどゼロというような、新車同様の状態の車です。新車の販売台数は登録台数によって決まりますので、販売台数を伸ばしたいディーラーが新古車や未使用車を大量に作って、数字上だけ販売台数を伸ばしているケースが多いです。

しかし、新古車や未使用車は車両本体価格だけを見れば、もちろん新車よりも高くはありません。

車の新旧に関らず、車を販売・登録する際には「諸経費」がかかるものですが、新古車や未使用車の中には諸経費を高くしている販売店もあります。

諸経費には様々な費用があり、登録費用や納車費用、整備費用、車庫証明費用、重量税、そしてローン取扱費用なるものまであります。

中古車の販売ではあまり利益を出せなくても、諸経費で利益を出せる構図になっております。

特に新古車や未使用車は、車両本体価格が新車と比べてかなり魅力的ですので、諸経費まで注意が行かない消費者の方もいらっしゃいます。

新古車、未使用車は付属品でも高くなる

諸経費はさほど高くないとしても、それ以外にも新古車や未使用車が新車よりも高くなってしまう理由があります。

それが「付属品」です。

付属品と言っても、メーカーオプションやディーラーオプションのようなものではなく、新古車や未使用車を販売する販売店が売っている付属品です。その際に販売される代表的な付属品といえば、フロアマット、サンバイザー、そしてナンバープレートのフレームです。

この3点セットを新古車販売店が販売する場合、その品物は純正品ではなく社外品であることがほとんどです。純正品と比べて社外品は品質こそさほど変わらないものの、メーカーのロゴがついていない点、価格が大幅に安い点が大きく異なります。

しかし販売店は、社外品を純正品と大して変わりない金額で販売しており、その分新古車や未使用車の価格が上がっているのです。

ちなみに新車の場合、これら3点セットはディーラーによっては無料で提供してくれる場合も少なくありません。新古車販売店ではそのような商談はほぼ受け付けておりませんので、3点セットの料金はしっかりと上乗せされます。

新古車、未使用車は自動車ローンでも高くなる

もうひとつ、新古車や未使用車が新車より高くなってしまう理由、それが自動車ローンです。

新古車や未使用車と言っても、軽自動車でも60万円以上はするものですので、現金一括払いは簡単ではありません。

その際、多くの方が自動車ローンを使用すると思いますが、新古車販売店では指定の自動車ローンがあり、それ以外のローンを組むならば車は売らない、という販売店もあるのです。

では現金一括払いで払うと言っても、現金一括払いでも売らないと言うことでしょう。

つまり、販売店指定の自動車ローンを、しかも支払い回数まで指定されて契約させるのです。

金利もさほど低くなく、支払い回数も多くなるのでその分支払う利息も増えます。セールストークでは「毎月たったこれだけの返済金額です」と安さをアピールされ、納得してしまうお客様もいらっしゃいます。

もちろん、大半の新古車や未使用車販売店は良心的なお店で、販売店の行っていることも決して違法なことではありません。

対策としては、同時に新車の見積もりもディーラーでとり、ローンの利息や諸経費も含めた総額で新古車や未使用車と比較することです。

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