ホンダのオデッセイが高く売れる理由は?買取価格相場と高価買取してもらう方法

ホンダのオデッセイといえば、トヨタのエスティマとともにミニバンブームを牽引してきた立役者の一人です。

後発のサイズの小さなミニバンに押され気味でしたが、2013年に登場した5代目オデッセイが販売、買取りともに好調なようです。

よりミニバンらしくなったオデッセイ

正直な話、2008年に登場した4代目オデッセイの売れ行きはあまり芳しくなかったようでしたが、それと比べて5代目はまるで別の車のような印象を受けます。

オデッセイといえばこれまで、低床で低重心、そして全高も低く抑えられるなどの特徴があり、他のミニバンとは明らかに一線を画していました。

特に全高が低く抑えられていることにより、都心の機械式タワーパーキングでも問題なく入庫できるなど、都会を走るミニバンではそれなりの人気を博していたようです。

しかし、初代から一貫して続いていた後部座席のヒンジドアは、ファミリー層から「狭い駐車場では乗り降りしにくい」との声が多数上がっていました。そこで5代目オデッセイでは、従来のヒンジドアから他のミニバンでも採用されている両側パワースライドドアに変更をしたのです。

さらに、4代目オデッセイと比べると、最大で150ミリメートルも全高が高くなりました。この全高の違いは、両車を並べなくても明らかに違いが分かるほどのレベルです。

これによって、オデッセイはより使い勝手の良いミニバンとなり、ユーザーの人気を取り戻しました。

しかし、「普通のミニバン」に成り下がっては、これまでのオデッセイの歴史を否定することにもつながりかねません。そこで、これまでの低床をさらにパワーアップさせて、プラットフォームを改良して「超低床」としたのです。

超低床にすることで室内のスペースが大幅に広がり、乗り降りもしやすくなったというメリットがあります。さらに、全高が高くなったことにより重心が上に行くのを防ぐ目的も、超低床にはあります。

しかし全高の高さは超低床だけでは補いきれず、先進設備でそのあたりはカバーしてくれます。

これによって、使い勝手を向上させつつ、従来までのミニバンらしからぬ走行性能の高さをキープできたのです。

エリシオンとの統合も影響

オデッセイが買取や販売で人気を集めているのは、外的要因によるところもあります。

それが同じホンダから販売されていた「エリシオン」との統合です。

エリシオンは、トヨタのアルファードやヴェルファイア、日産のエルグランドに対抗すべくホンダが市場に投入したLLサイズミニバンでした。

しかし、LLサイズミニバンでトップを独走するのはトヨタのアルファードやヴェルファイアであり、新参者のエリシオンはもちろんのことかつて一世を風靡したエルグランドすら苦戦するありさま。

とはいえ、やすやすとLLサイズミニバン市場から撤退するには、あまりにも「おししい市場」です。そこでホンダが考えたのは、LLサイズよりは一回り小さいLサイズミニバンであるオデッセイでした。

アルファードやヴェルファイアと勝負をするよりは、エリシオンよりもオデッセイのネームバリューが武器になると考えたのです。

すでに高いネームバリューを獲得していたオデッセイを、LサイズからLLサイズに近づけて、オデッセイに一本化したのです。

ただし、アルファードやヴェルファイアのような箱型でないのが、ホンダらしさの矜持といったところでしょう。

いかにもなミニバンではなく、大人数が乗れてサイズの大きな乗用車というコンセプトは、オデッセイのそれを引き継いでいます。

こういった事情もあり、「大きなサイズ担当」となったオデッセイは、LサイズとLLサイズ、両方の受け皿となり販売を伸ばしていったのです。

オデッセイ高価買取を実現するために

オデッセイの人気は買取にも好影響を与えているようですが、オデッセイをより高価買取してもらうにはどうすればいいのでしょうか。

ホンダセンシングはアピールポイント

ホンダが積極的に搭載を進めているのが、「ホンダセンシング」という先進の安全技術です。

ホンダセンシングには衝突の際にダメージを軽減するための自動ブレーキ、障害物などがある状態での誤発信を抑制する機能、前を行く車が発進したことをお知らせてくれる機能、標識を認識してくれる機能、車線内の走行を維持して逸脱した場合には抑制してくれる機能、そしてアクセルペダルを踏まなくても一定走行を維持してくれるクルーズコントロールからなっています。

もちろん、オデッセイにもホンダセンシングは用意されています。

これらの装備はエアロパーツとは異なり後付けすることができませんので、買取りの際には大きなアピールポイントとなります。

オデッセイアブソルートの7人乗りには標準装備されていますが、8人乗りに関しては一部メーカーオプションの場合もあります。

アブソルートでないオデッセイではほぼメーカーオプション扱いといったところでしょう。

安全性とコストを両立したい方は、ベースグレードの「G」を購入して本体価格をまず抑え、そこにホンダセンシングをオプションとして付ける選択をする方も多いようですが、買取には注意が必要です。

アブソルートならばホンダセンシングが搭載されているイメージもありますが、Gではホンダセンシングが搭載されていないイメージです。アピールをしないと、普通のGの価格で買い取られてしまいます。

オブソルートは別格

オデッセイといえばアブソルートというくらい、先代からオデッセイアブソルートは人気です。

人気なのは買取市場だけではなく新車市場においてもいえることで、オデッセイの新車販売の過半数がアブソルートだそうです。

上級モデルがこれほど売れるミニバンもかなり珍しいものです。

ただし、オデッセイの中でも5代目オデッセイには3つのグレードがさらにあり、アブソルート、20周年記念パッケージ、そしてアブソルートEXです。

この中で最もお手頃なのがアブソルートで、最も装備が充実しているのがアブソルートEXです。

一般的に、アニバーサリーモデルが最も装備が充実している印象がありますが、EXには及びません。

アブソルートとアニバーサリーモデルが7人乗りと8人乗りの両方にFFを採用しているのに対して、アブソルートでFFを採用しているのは7人乗りのみです。アブソルートEXは、装備が充実しているのにもかかわらずその違いが分かりにくいため、通常のアブソルートと間違えられる可能性があります。

新車価格で25万円以上は違いアブソルートとアブソルートEXですので、「EXです」というアピールは忘れないようにしましょう。

8人乗りよりも7人乗り

ミニバンの多くは、7人乗りと8人乗りを用意しています。

その違いは2列目シートにあり、7人乗りは独立したシートが2席ありますが、8人乗りはベンチシートとなっており3人乗車可能です。

同じFFでも、7人乗りと8人乗りでは7人乗りの方が新車価格は高く、10万円ちょっとの差があります。アブソルートに至っては30万円近い価格差があります。

この差は当然買取の際にも重視すべきポイントで、買取りでも7人乗りの方が高価買取を目指せます。

他のミニバンでも言えることですが、お子さんによる室内の汚れやたばこのにおいやこげなどは、当然マイナス査定となりますので注意しましょう。

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