フォルクスワーゲンビートルが高く売れる理由は?買取価格相場と高価買取してもらう方法

日本で最も有名な輸入車のメーカー、フォルクスワーゲン。

そんなフォルクスワーゲンの稼ぎ頭といえば「ゴルフ」ですが、フォルクスワーゲンの象徴ともいえる存在が「ビートル」です。

初代ビートルの歴史

フォルクスワーゲンのビートルは、その名前を知らなくても見たことはある、という人は多いのではないでしょうか。

単に「ビートル」という時、それは初代ビートルのことを指します。驚くなかれ、初代ビートルが誕生したのは第二次世界大戦前の1938年のことですから、今から80年近く前の話なのです。

当時のドイツは、ヒトラー率いるナチス・ドイツ政権下にありました。

ナチスは「国民自動車構想」を立ち上げており、その名残が社名である「フォルクスワーゲン」にあります。こうして産声をあげたビートルでしたが、国民自動車構想とは裏腹に、ビートルが実際にドイツ国民の手に渡ることはありませんでした。
当時は軍用車の生産で手一杯であり、国民向けに自動車を作っている余裕などなかったのです。

第二次世界大戦が終了した1945年、ビートルはようやく生産を開始しましたが、それもお役所用の車としてであり、一般市民にまで普及するのはしばし時間が必要でした。

やがて一般市民にも爆発的に普及しましたが、ドイツ本国での生産は1978年をもって終了しました。しかしビートルの真骨頂はここからであり、ビートルはライセンスを与えて世界各地で生産を行なっていました。

その中でもメキシコは、何と2003年までビートルが生産されていました。一度もモデルチェンジをすることなく、ビートルは65年もの間その姿を保っていたのですから、驚きを禁じえません。

ニュービートル、ザ・ビートルの歴史

1998年、初代ビートルがまだメキシコで生産されていたころ、2代目ビートル「ニュービートル」が誕生しました。

初代ビートルはRR駆動(エンジンが後ろにあって後輪が駆動する)でしたが、ニュービートルはFF駆動(前にエンジンがあって前輪が駆動する)に生まれ変わったのです。

そして2011年、ニュービートルのコンセプトを引き継ぐ形で誕生したのが3代目ビートル「ザ・ビートル」です。初代や2代目と比べると、3代目は屋根が丸っこくなく平たくなって、普通の乗用車っぽくなっています。2代目と3代目を見比べてみると、一見ものすごくルーフが低くなった印象を受けます。

しかし実際のところ、全高は15ミリメートルしか低くなっておりませんので、そう見えるのは全長が長くなったからでしょう。

全高の15ミリメートル減に対して全長は180ミリメートル増ですから、ルーフが低くなった印象があるのでしょう。さらに、全幅は88ミリメートル増となりましたので、走行性能としては安定感が増した印象です。

初代と2代目はかなりかわいらしい印象があったのですが、3代目に関しては走行性能に優れどっしりとした精悍な印象さえ受けます。

ビートルシリーズの売れ行きは

ビートルシリーズの売れ行きですが、初代、2代目、3代目のいずれとも好調です。

コンセプトとしてはまず初代がベースとしてあって、初代のかわいらしさを引き継いだのが2代目、初代の取り回しの良さを引き継いだのが3代目といった感じです。

かわいらしさを重視するならば2代目、走行性能を重視するならば3代目、そして金に糸目は付けずにステータスを得たいのであれば初代、という風に購買層の棲み分けもなされています。ノスタルジーに浸るのいいでしょうが、3代目は最新技術も盛りだくさん。

環境性能に関しては、エコカー減税の減税対象として認定されており、シートヒーターも内蔵されています。古くて新しい、それが「ビートル」シリーズなのです。

初代は相場があってないようなもの?

初代ビートルに関しては、買取相場があってないようなものです。

初代ビートルを展示している中古車販売店を見てみても、プライスボードに値段が書かれておらず「ASK」や「応相談」となっているケースが少なくありません。

ということは、買取価格に関してもASKや応相談のような扱いで、相場があってないようなものということですね。現役で走っている初代ビートルを見ることも少なくなった昨今ですので、それを売りたいという人がいれば買取店も喜んで手を挙げるでしょう。

買取相場があってないようなものですので、複数の買取店で査定をしておくと、かなり高額査定が期待できます。製造開始から80年近く経過している初代ビートルですので、普通の買取では気になる年式や走行距離なんかはほぼ査定対象とはなりません。

エンジンを新しいものに載せ換える「換装」を行なうと、車の価値は大幅に下がるのですが、初代ビートルは走れる状態に戻ったということでかえって高くなる可能性もあります。レストアをすると、状態もよくなりさらなる高価買取も期待できますよ。

2代目ビートルは

1999年、日本で発売が開始されたのが2代目ビートル「ニュービートル」です。

初代のデザインの大きな特徴である円弧を2代目でも踏襲し、そのキュートなスタイリングが女性にも大人気となりました。輸入車にしては、2代目ビートルの買取需要は比較的旺盛です。

中古車市場で多く見られるのは2000年式と2001年式のニュービートルです。

グレードでいえば、「プライムエディション」や「ヴィンテージ」が人気ですね。ノーマルなニュービートルもそれなりの買取価格は期待できますが、プラスアルファがあるとさらに高価買取が期待できます。

「ニュービートルプラス」や「ターボ」、特別仕様車である「サルサ」やオープンモデルのニュービートルである「カブリオレ」などが人気買取車種となっております。特に、世界250代限定の「RSi」は高額査定間違いなしでしょう。

3代目ビートルは

2011年に発売となった3代目ビートルは、その名を「ザ・ビートル」と変えました。

「ザ・ビートルズ」みたいですし、2代目が「ニュービートル」なのが余計紛らわしいとの声もあります。

デザインには若干の変更が加えられ、かわいらしさが薄まり走行性能がアップした印象です。とはいえ、伝統の「カブトムシ」の系譜を引き継ぐザ・ビートルですので、根強いファンがいるのもまた事実です。

ザ・ビートルも2代目と同様に、特別仕様車の買取が人気となっております。

日本国内で100台限定で販売された2Lエンジンの「ザ・ビートルレーサー」や、日本国内で300台限定で販売された「ジャーニー」、フォルクスワーゲンの正規輸入60周年記念モデルの「フェンダーエディション」、バレンタインをイメージしたカラーリングの特別仕様車「チョコ」「ミルク」「ビター」などもあります。

その他にも、450台限定販売の「ブロッサム」があり、「デザイン」というグレードをベースに、シートヒーターやキーレスアクセスなどの希望が搭載されたものです。買取査定額の目安としては、おおむね150万円から220万円といった価格帯が中心となっていくでしょう。

買取に出される車の平均走行距離は10000キロメートル以下ですので、売り時だと思ったら早めに売ることを考えましょう。

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